寛延二年(一七四九年)。
盛岡城内の淡路丸に神殿が建立されます。
この「淡路丸大明神」から
櫻山神社の歴史は始まります。
神殿が鎮座する城内淡路丸は
櫻が繁り、櫻山と呼ばれていたことから
やがて「櫻山大明神」と改称されました。
盛岡城の往時を偲ばせる
雄大な石垣と鳥帽子岩は
盛岡城築城時と変わることなく
悠然と聳え立っています。
櫻山神社は郷土守護の神を祀る神社として
これからも皆様の心の拠り所であり続け
盛岡藩主の領民安堵、五穀豊穣を祈る心は、
伝えられていくことでしょう。